【1985年って何してたっけ?】

お客様の持ち込みリクエストで初めて聴いたLP。

渡辺貞夫パーカーズ・ムード(ライヴ・アット・ブラバス・クラブ'85)

カッコよすぎて鳥肌がたった一枚。
1985年
1985年と言えば私はまだ小学生。
田舎に生まれ育った私は、ど・田舎の小学生。阪神タイガースの帽子を被り学校からの帰り道、野いちごをとったり、野草をとったり、傘を振り回し寄り道しながら友達と『ちっちゃな頃から悪ガキで〜🎶』と大声で歌いながら帰っていた頃だと思うんだけど。。。
家に帰りテレビに映っていたのは千代の富士。
じいちゃんが晩酌しながら相撲みてた記憶しかなく、音楽なんて月曜日のトップテンでおニャンコクラブや中山美穂ちゃんくらいしか目に触れることはなかった。

そんなある日、学校から帰ると座敷に大きな箱とマイク、そしてジュラルミンケースのような頑丈な黒い箱。
何だろう?と見てみると当時流行っていたのか、
豪華な「カラオケセット🎤」だった。
今ではもう見ることのできない8トラック(通称ハットラ)のそれはそれは豪華なセット。
近所の奥様やおじ様が来て順番に「浪花節だよ人生は」「ブランデーグラス」「与作」「3年目の浮気」など歌っていた大人を見て小学生心に「大人って。。。😑」と冷めた目で見ていた記憶と、そんな宴会の時の写真を見た事を思い出した。
そんな1985年。
もちろんJAZZなんて聞いた事も見た事もない訳で。
周りは酔っ払ったおいちゃんや、もんぺはいたおばちゃんばかりが世の中を作り上げているとばかり思い込んでいたこの1985年にこんなカッコイイ演奏をしている日本人が居たなんて😳
そして、2021年
そんな私がJAZZ喫茶をやってるなんて。。。

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