当店のウリは何?!⑦総まとめ【紡ぐ九州ジャズ・スポットの想い】
当店顧問のR35sTuttiです。
当店のウリは何?!
とここまで、色々と考察を重ねてきました。
店の名前「一粒万倍」の前に「音と珈琲」とつけた当店。
そのぼんやりした想いは、いつの頃からか、
お客様に「癒される空間」を提供したい
という強い想いに結実。
そのために、音(=いい音楽)と珈琲(=美味しい飲食と心地好い空間)、
更には、笑顔(^^)を磨いて参りました。
(上の懐かしい写真は、ママが古処のママに珈琲の淹れ方を教わった時@当店
尚、一生懸命、笑顔を磨いてきたのはママですので、為念。)
そして今回、多くの思い出や写真を振り返ってきて、改めて想いました。
我々は、九州にある多くのジャズ・スポットのマスター/ママの想いを引き継ぎ、未来へ繋げていく店。
ということで、これが最後のウリ。
ウリ⑦ 九州にある多くのジャズ・スポットの想いを紡ぐ店
古処のグランド・フィナーレで引き継いだマスターとママの想いや、その後、今に至るまでおつきあいさせていただいていることも含め、全ての原点はここにあります。
(上の写真は、古処のマスターとママ@当店、下は古処さんから引き継いだ《演奏中》レコードの掲示板)
鹿児島・いちき串木野のJAZZ & AUDIO喫茶 パラゴンさん
当店の主力商品の一つ、「エル・サルバドル」は、先に紹介したとおり、ママがその美味しさに惚れ込み、是非にと、パラゴンのマスターにお願いして取り寄せ始めた珈琲。
これは顧問である私が惚れ込み、是非に、とラグタイムのママにお願いし、ママに鹿児島まで出向き※、その秘伝の技を伝授していただいたことに始まります。
今ではママが「ジャズ喫茶なんて辞めて、本格的にケーキ一本でいこうかな?」等と半分本気で言っている自慢の品であることは、先に紹介したとおり。
※考えてみれば、ママが長距離ドライブ&ジャズ・スポット巡りの楽しさを覚えたのは、この時かも?
(下の写真は、本家ラグライムさんのシフォンケーキ・セット+おまけのヨーグルト)
大分・由布院でパラゴンと共に20数年過ごされた大先輩 Living Cafe あーでんさん
パラゴンの前に置かれた通称「王様の椅子」が人気だったこのお店。やはりとても気に入ってしまった当店のママが、是非にとお願いして譲り受け、当店のパラゴンの前に設置。
くつろげる場所を提供したいとお考えだったあーでんのママ。その想いが、このとても座り心地のいい椅子を通して、今も当店で息づいています。
佐賀・鳥栖の老舗ジャズ喫茶 コルトレーンコルトレーンのマスターから教えていただいたのは、「モノラル盤をモノラルカートリッジで聴くことの大切さ」。
この教えがなければ、今回のモノラル・カートリッジ オルトフォン CG-25Diの導入はありませんでした。
(古処&コルトレーンコルトレーン、大マスターのツーショット:ママが古処のマスターと一緒に、コルトレーンコルトレーンさんを訪問した時の写真)
オリジナルのレコード・コレクターとしても名高い、同じく佐賀・鳥栖にあった元音楽小屋のマスターから譲っていただいたのは、貴重なオリジナルのモノラル盤等のレコード。
これらのレコードがなければ、せっかくのオルトフォン CG-25Diが泣くところでした。。。もちろん、これを礎にこれから増やしていく必要はありますが。苦笑
【追記】元音楽小屋のマスターは本当に優しい方で、これ以降もご来店の度、貴重なアルバムを何枚も譲っていただき、それなりにコレクションが手厚くなってきました。
元音楽小屋のマスターのレコード・コレクションの程度の良さはお世辞抜きで世界トップ級ですが、是非皆様の目でお確かめください。
尚、このママは、時折「居なくなる」という厄介なビョーキ持ち(笑)ですが、九州各地の先輩店をふらっと訪問しては、マスター/ママ達に喜んでいただき、私も知らない大御所にもいつの間にか可愛がっていただいているというかなり特殊な存在。
その愛嬌はともかく、フットワークの軽さと度胸の良さには、九州ジャズ・スポット巡りの先輩である私も脱帽する程。
今では私が各店を訪問した際、「一粒万倍のママは元気?」「今度、(一粒万倍に)行ってみるね」「またレコードをあげるから、伝えておいて」等々、有難いお言葉をいただくこともしばしば。
尚、これ程多くの九州の先輩店から様々な想いを引き継ぎ、色々と気にかけていただいている店が他にある訳もなく、この分野においては、現時点で独走状態。
この後も、トップの座を明け渡すことはないと思います。
ということで、今後も九州のジャズ・スポットの想いを未来に伝えていく店の一つとして、引き続き精進して参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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