初取材~2020.6.13 大分合同新聞~

こんにちは。R35sTuttiです。

今回、初めて一粒万倍が取材を受け、その記事が新聞に掲載されました。

以下は、そのデジタル版のリンク先とその内容を転載したものですが、こぼれんばかりのママの笑顔と併せてお楽しみくださいませ。


-♪-♪-♪-♪-♪-♪-♪-♪-♪-♪-♪- 


夢のジャズ喫茶、名店から受け継ぎ本格オープンへ 竹田市荻町・猪野さん

 【竹田】竹田市荻町政所で猪野美智子さん(45)が自宅を改装し、ジャズ喫茶の開店を目指している。幕を下ろした福岡県朝倉市の名店からレコードやオーディオなどを受け継ぎ、昨年10月に「音と珈琲一粒万倍」をプレオープン。「ジャズ談議ができるように」とマスターになる修行を積み、今年10月に本格オープンする予定だ。

 人をもてなすのが好きで、ミニトマトを生産する夫の精一郎さん(53)を手伝いながら、喫茶店を開く夢を温めていた。高校時代に吹奏楽部に所属。精一郎さんも竹田市内のジャズバンドの一員で、夫婦とも音楽好き。

 50年以上の歴史がある朝倉市のジャズ喫茶「古処(こしょ)」に客として足を運んでいた。ある時、マスターの牛島賢明(たかあき)さん(79)と妻トシヱさん(87)から突然「店を閉めようと思う。やってみないか」と誘われた。

 2018年9月のこと。「何で私たちが」と思いつつ、「大丈夫よ」とほほ笑む夫婦に背中を押され、19年1月の閉店イベントで常連客約100人を前に「しっかりと受け継ぐ」とあいさつした。

 新しい店は自宅のリビングを改造。棚にはクラシックを含むレコードやCDが約千枚並ぶ。ほとんど「古処」や客から譲り受けた。スピーカーは名機として知られる全長約3メートルの米JBL社製パラゴンで、店内に柔らかな音色が広がる。

 約50平方メートルの店内にテーブルとカウンターの8席がある。口コミもあり、遠くは兵庫県など西日本各地から1日に5~8人が来店。それぞれが2時間以上、コーヒーと音楽をゆったりと楽しむ。

 スピーカーとアンプの接続方法も最初は知らなかったという。四六時中、音楽を聴き続け、温度による音の変化を聞き分けられるまでになった。客と音響機器の特徴について、数時間語り合うこともある。名物のシフォンケーキは鹿児島県日置市のジャズ喫茶で作り方を教わった。

 「古処」の常連客に意見をもらいながら店づくりを進める猪野さん。「まだまだ試行錯誤の連続。ジャズの明かりをともし続けた牛島さん夫婦の思いを大切に、気軽に立ち寄ってもらえる店にします」と笑顔を見せた。

<メモ>

 営業時間は午前10時~午後6時で予約制。不定休。14~21日の8日間、「古処」のマスターだった牛島賢明さんが特別にカウンターに立つ。問い合わせは猪野さん(☎090-7536-7272)。

※この記事は、6月13日 大分合同新聞 14ページに掲載されています。

音と珈琲 一粒万倍

大分・竹田のミニトマト農家=私達の家にパラゴンがやってきた!

0コメント

  • 1000 / 1000