【音楽喫茶においてオーディオの役割とは】

先日いらしたお客様。
ご自身のLP持参。
他のシステムとの聴き比べをされていた様で、当店システムでLPを聴いての一言。
『部屋が狭すぎる』『疲れる』『共鳴して聴き辛い』等々のご意見を。

当店、ジャズ、クラシックでしたら持ち込みOKとさせていただいておりましたが、やはり音と言うのはsourceによって全く表現が異なり、LP・CD・DVD等々様々な音の出し方があるのも確か。
未熟ながらも私なりにその都度sourceに合わせボリューム等、自己流で調整しお客様に聴いていただいておりました。

CDにも録音の良否により音は変わり、SACDに至っては「システムがワンランク上がったか?」と自分でも驚くほど変わります。
レコードもレーベルによっての録音ももちろんですが、年代によってもかわりますし、モノラルでももちろん違います。
(うちはモノラルはおかけする事ができませんが)

クラシックのリクエストを頂く事もあります。
指揮者によっても音楽の性質、ボリュームもかわりますが、その都度私なりにシステムの調整をしながらもリクエストにお応えしてきたつもりでした。
しかし、持ち込みの音源に対しお客様の好みに対応するのは至難の業。
聞いた事もない音源を初めて聴き、お客様の好みに合わせる事などできる訳もなく。。。

一期一会の機会をご納得いただけず「あのお店の音は悪かった」と嫌な印象を持たれても店主としては悲しい限りであり、不本意なこと。

これは、私のいい訳、逃げ…にすぎませんが🙇‍♂️

当店システムは前方定位ではなくどちらかと言うと後方定位を目指しているのですが、パラゴンの構造上?私の勉強不足?はたまた資金不足?からなのか、なかなか近づけておりません(笑)

私自身の未熟さや勉強不足。
持ち込みでのリクエストにお応えすると言う難しさを痛感した出来事でもありました。

レコード・CDでの持ち込みはご遠慮させていただきたい。。。
希望的観測ではありますが…

音楽を楽しんでいただき、音楽を聴く楽しさを味わっていただく空間提供。

しかしパラゴンを置いていると言う事はどう言うことなのか……。
私自身がもっとしっかりと理解しておかなければいけなかった事。

ご期待に添えず申し訳ございません

まだまだ『音好き』にはなれずにいます。
『音楽好き』から進めません。

玉砕!

音と珈琲 一粒万倍

大分・竹田のミニトマト農家=私達の家にパラゴンがやってきた!

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